松井 文博
マーシュ ブローカー ジャパン
都道府県や市町村などの公共事業体にとって、リスクマネジメントはガバナンスの重要な要素です。しかし多くの公共事業は、継続的な予算の制約に直面しており、現場サービスの改善を支援しながら、リスク総額の削減が必要となります。パンデミックからの回復が進む中、多くの地方自治体では、税収の減少や記録的な失業率、医療費の上昇などにより、予算不足が生じています。コストを削減しながらリスクを管理する必要性は、かつてないほど高まっています。
40 年以上にわたる公共サービス部門での経験を活かし、現在のリスクファイナンシング戦略の評価、データ主導の意思決定を通じた新たなコスト削減を実現できるよう公共機関を支援します。また、専門知識と業界をリードする分析プラットフォームを活用することで、組織独自のプロファイルを構築し、組織の価値の向上およびリスク軽減のアプローチ決定の支援をします。
市町村や都道府県から公共事業者、交通機関に至るまで、公共機関は次に挙げるようなさまざまなリスクに晒されています。
公共機関は、既存ならびに新たな脆弱性による影響に備え、その影響を最小限に抑えるために、あらゆる分野のリスクを考慮する必要があります。このような脅威に対する包括的なアプローチは、コスト管理だけでなく、スタッフや市民の安全性向上にも役立ちます。
訴訟が増加し、インフラ設備の老朽化が進み、世間の目が厳しくなっている結果、公共機関は、以下に記載した人や財物を守るための保険の手配に対して独自のアプローチをとる必要があります。
公共機関にとって、リスクマネジメントに対する包括的なアプローチを策定することは、これらの脆弱性、固有の構成要素や日々の業務に関連するあらゆるものに対処することを意味します。
マーシュではアナリティクスチーム、リスクマネジメントチーム、現地のクライアントサービスチームが連携を取り、お客様の目的に合ったリスクファイナンシングとリスクマネジメント戦略の策定を支援し、お客様がリスクを軽減しながら市民の皆様を継続的にサポートできるようお手伝いいたします。
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